「中国海軍膨張!空母建造計画の証を撮った!」

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「中国海軍膨張!空母建造計画の証を撮った!」
謎の中国海軍「空母建造計画」、購入済みロシア海軍退役空母、既に基礎資料の収集完了か?


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 ここ数年来、米国およびアジア各国の安全保障関係者が極めて大きな関心をはらっていると云われる、中国海軍の空母建造計画。同国はロシア海軍にて退役除籍した空母を購入し、自主開発に向けた基礎資料の収集に着手している。

 この度、党の有力支援者であるY氏より、「珍しい写真がある・・・」とお譲り頂いたのが、この写真である。場所は大連港、撮影時期は昨年秋であるという。

 注目すべきは、立ち入りが制限される「軍港」ではなく、貨物積み下ろし用のクレーンが設置された一般埠頭と思われる場所に投錨している点である。

 このことは、既に基礎資料の収集が完了して、廃船を待つ段階に入ったため、軍当局はもはや秘匿の必要なしと判断している可能性が大きい。

 かつて、中国のロシア海軍退役空母購入計画が明るみに出たとき、同国はしきりに「研究用である」と繰り返した。極めて中国に寛容なわが国では、「研究と配備は別」と意訳して、特に抗議もしていない。しかし、研究段階は終わり、愈々開発段階へと移行していると見るべきである。

 奇跡的な経済発展を続けている中国、上海などの繁栄ぶりは、東京や横浜のそれと遜色ない。しかし、見過ごしてはならないのは、この国のもう一方の側面、即ち「領土的野心」である。それを実現させる為に是が否でも必要な装備、それが空母を中心とした海軍機動部隊だ。

 尖閣諸島問題、中朝国境の不安定要因の増大、台湾総統選挙、スプラトリー環礁問題等々、中国との争点を挙げれば枚挙に暇なしである。わが国はアジアの安全保障に対して、責任を果たすどころか、逃避ともとれる対米追従に終始して、何の行動もとっていない。

 一方で中国の発言権増大に伴い、日本の存在感が薄れているなどと悲観にくれる評論家が、次から次へと、「対中関係改善」を訴えているが、アジアの秩序を保ち、安定・発展を期すために、わが国に課せられた責任とは何か、経済的優位のみでそれが実現するのか、歴史的分岐点に立っていることを認識しなければならない。

 もし、中国のそれが、予測を圧倒する速度で、開発から配備へと進んだ場合。私たちの住むアジアの未来は、「安定・発展」から「絶望」へと変貌するだろう。

(長瀬 猛)